ミーハー的 読書日記

読了した本の主観的な感想 あれこれ

喋々喃々

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ちょうちょうなんなん【喋々喃々】=男女が楽しげに小声で語り合うさま。東京・谷中でアンティークきもの店を営む栞。ある日店に父親に似た声をした男性客が訪れる---少しずつふくらむ恋心や家族との葛藤が、季節の移ろいやおいしいものの描写を交え丁寧に描かれる。

 

紹介文にもある通り「可愛らしい主人公」の想いと「移ろいゆく季節描写」や谷根千や浅草の「美味しい物」と絶妙な交わりで、かなり「お腹が空く」作品です。

「不義密通」ではなく「道ならぬ恋」と主人公に対して「嫌悪感」を全く感じさせないのは女性作家ならでは…でしょうかね。

全12章を一章づつ丁寧に読み進み、結局 読了に「一年以上」かかっちゃいましたゎ。

読了後、舞台である「谷根千」や「浅草」を散歩して、作品に登場したお店で主人公を想いながら「美味しい物」巡りがしたいです。

特に「イッセイさんが主人公を連れ歩く」くだりを再現してみたいですねぇ。

でも作品に登場した「アンジェラス」や「谷中 ボッサ」など「閉店・移転」してるお店もあるので、急いだ方がいいかも。

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今回 この作品を読むきっかけは「本と晩酌のセット」が描かれたカバーに一目惚れしたため。

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そして、次の作品も準備完了。

さて、どこで「呑みながら」読もうかな?

 

それではまた次回。お楽しみに〜。

ガンルージュ

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元公安捜査官でシングルマザーの律子は、出かけたまま帰ってこない息子を担任教師の美晴と探しに行くが、そこで発見したのは、韓国の要人が襲撃された痕跡だった。隠密作戦中の韓国特殊部隊に息子を拉致されたーー。警察に期待できないと判断した律子は、息子を救うため、美晴とともに決死の追撃を開始する。

 

読書ブログを放置して「一年半」…。

何度か再開しようと思うのですが、「面倒くさい」に負けてズルズルと(-_-;)

 

「今年こそは!」と決意して「好きなジャンル」から始めましょうかと(^_^;)

前置きはこのくらいにして、大好きな作家「月村了衛」。今回は若干「チャラい」印象でしたが、楽しく「読了」しました。

対照的な2人の主人公の活躍は、このまま「ハリウッド化」できるんじゃないかと思いますゎ。

でも日本では「コンプライアンス」が問題になるかも。「レーザー照射」とかね。

 

個人的評価:★★★★

 

欲を言えば、未読の「槐(エンジュ)」と「影の中の影」の読了後の方が良かったかもしれない…ですかね?

 

ここからは予断。

日本で映像化するなら「律子」には「木村多江」「吉瀬美智子」「柴崎コウ」…ちょっと若いが「菜々緒」とか。

「美晴」は「真木よう子」…しか思い浮かびませんゎ。

それと、ちょっと「新宿鮫」をオマージュしてるようなので、

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中断していたこのシリーズを再開する事にしました。

 

さて、今年こそ「続けるぞ〜」!

…不安だなぁ。

 

(⌒-⌒; ) それでは、また次回。

SRO Ⅰ 警視庁広域捜査専任特別調査室

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警視庁に新設された広域捜査専任特別調査室、通称「SRO」。総勢7名の小所帯にもかかわらず5人がキャリアという、管轄の枠を越えた花形部署のはずが、その内実は訳ありだった。山梨で発見された白骨死体をきっかけに、史上最凶の連続殺人犯「ドクター」を追う調査員たち。警察組織の限界に迫る、新時代の警察小説の登場。

 

今年7月に第7弾「ブラックナイト」が発売された富樫倫太郎「SROシリーズ」。それに因んで、第1弾から再読・レビューしていきたいと思います。

 本作品は、2009年 ノベルズ版で発刊(それ以降は文庫書き下ろし)、2010年に文庫化されました。

 今回の犯罪者は通称「ドクター」と呼ばれる連続殺人犯。それを「SRO」が追い詰める流れは見事。最後の犯人との格闘シーンは「ノンストップ」で読んじゃいました。

 「室長:山根新九郎」の「妙な趣味」を筆頭に、それぞれ「複雑な事情」を持つ各キャラ達が、今後の展開でどうなっていくのかも注目ですね。

 あと、こういう作品で 怪訝される「グロさ」も「スト◯べリー・◯イト」等と違い、あまり感じられなっかたのも好印象の要因ですね。

 

実は「グズグズしてる」うちに、第2弾「SRO2 死の天使」も「再読完了」してしまいました〜(@_@)。

なる早でレビューしたいと思います。

 

個人的評価:⭐️⭐️⭐️⭐️(再読でも楽しめましたよ)

 

ここからは、いつもの余談……。

 

本書にも登場する人気海外ドラマ「クリミナルマインド」。

 そのエピソードに、本書の「ドクター」のような「シリアルキラー」が登場する話があるんですよねぇ。まぁ それが「作品に影響」したのか……。

まぁ、詮索は止めておきましょうね。

 

 

次回は、例の「倍返し」な「銀行員」の物語(読了してから半月以上たっているので記憶が……)です。

お楽しみに〜。

 

 

 

 

 

 

君の膵臓をたべたい

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ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて・・・・・。

読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説!

 

2015年発刊、本屋大賞2016年「2位」(1位は宮下奈都『羊と鋼の森』)。2017年4月に文庫化。本の帯によると「累計180万部突破」というベストセラー。

私も7月28日公開の実写映画にむけて購入したのですが、「第7刷」となっており文庫化後も爆発的に売れているようですね。

 

膵臓(すいぞう)を食べるぅ⁈」

最初、このタイトルを見たときは「どんなスプラッター小説」かと勘違いしそうに……なりませんよね。多分、「膵臓の病気」を巡っての「切ない恋模様」な展開……なんだろうと想像してました。

 

ですが、その私の「チープな想像」を軽々と超えていきましたね。いや〜 切なすぎますねぇ。

 

主人公とヒロイン「桜良」は、「恋人」ではなく、「秘密を共有する仲良し」という関係。この微妙な距離感で繋がる「二人」。ヒロインの親友「キョウコ」や元カレなど近い関係の人々が訝しむ中、「高まっていく二人の気持ち」。そして、驚愕のラスト……からの「号泣」「嗚咽」が待っておりますよ。

 

デビュー作でこのクオリティー。その後の作品が文庫化したときは是非 手にとってみたいと思いますよ。

 

個人的評価:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 

ここからは余談。

 

映画鑑賞後に読了する作戦は今回も成功。主演の「浜辺美波」「北村匠海」のピュアな演技がピッタリハマっており、「小栗・北川」の12年後設定は「要らなかった」……というのが個人的見解です。まぁベテラン2人も「新人2人の演技」を意識して演じていたと感じたのは「流石」と思いましたがね。

最後の主人公(若い方ね)の「嗚咽」とエンディングの「ミスチル」で、見事「涙腺決壊」させていただきました。(ネタとしてですが)映画鑑賞後に「ホルモン焼きを食べようか?」なんて思ってましたが、「不謹慎」「不適切」だなぁ…と思い直し、止めました(汗)

 

12年後の設定を加えるというストーリー変更。原作通りの方が(しつこいようですが)しっくりくると思います。「ヒロインの想い」を胸に、主人公が「不器用」に「少しずつ」前に進んでいく。そして「彼女を愛した人々」が「彼女のおかげ」で「繋がって」いく……そこの辺りが「キモ」だと思います。

 

2018年に「アニメ映画化」が予定されている様ですが、是非とも「連続ドラマ化」や「親友・キョウコ」目線での「スピンオフ」とか、実現させて頂きたいですねぇ。もちろん主役の二人はそのままがベストですけどね。

 

 

 

 

 

鴨川食堂 いつもの

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   食にA級もB級もありまへんけど、人間にも一流も三流もありまへん。みな同じです。

 京都・東本願寺近くで鴨川流・こいし親娘が営む食堂では、思い出の「味」を捜してくれるという。父と一緒に食べた料亭のかけ蕎麦、娘が結婚前に作ってくれたカレーライス、初恋の相手との思い出の詰まった焼そば、裏切ってしまった女性の実家で出された餃子、親友の母親がふるまってくれたオムライス、空腹に耐えきれず手を出してしまったコロッケ。食が呼び覚ます温かな記憶にふれ、依頼人は明日への一歩を踏み出してゆく。連続ドラマ化記念、シリーズ初の文庫書き下ろし!

 

今年 2016年1月刊行の 「鴨川食堂」シリーズ最新作、読破完了です。今回も「お腹が空く」ストーリーでございましたよ、ほんにほんに〜(ちょっと懐かしい)。

 

今回の6編も、いつものパターンで、

 

①食堂にたどり着いて、ゴージャスな「おまかせ料理」をいただく。

②捜してもらう「食」を相談。かなりの確率で「こいし」が不機嫌に。

③そのまま「おとーちゃん」に丸投げ。

④「おとーちゃん」は「サクッと」解決。めでたしめでたし……という流れ。

 

最初のゴージャスな「おまかせ料理」と依頼される「一般的なメニュー」が「違い過ぎる感」はいなめないですね〜。まぁ「シンプルな料理」に隠されている「思い」……というのが重要なので、しょうがないといえば、そうですけどね。それと、「タネ明かし」したら、超高級食材で出汁をとった〇〇だったり、実は「あんなもの」を入れていた〇〇だったりと、趣向をこらしてはいますが、「書き下ろし」の為か……どうしても「深い感動」までは感じられなかったかなぁ?

 

でも、今回から「おまかせ料理」に合わせた「お酒」の描写は良かったですよ〜。料理にマッチしたセレクトのようなので、実際に試してみたくなりました。

 

最後に、今回もドラマの本筋だった「流の過去」のくだりは全くナッシング〜。あれはドラマ限定の設定……だったんでしょうかねぇ。

 


2016年6月3日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐︎(美味しいもの好きならプラス⭐️)

 


「鴨川こいし」役だった「忽那汐里」ちゃん、先日の映画「ファイナルファンタジー」の番宣してましたが、「かわいい」というより「美しく」なってましたねぇ。ネット上でいろいろ「ゲスな」噂が流れてましたが、あれだけ「綺麗」になってる……てことは「幸せ」ってことですよね。これからの活躍を期待してますよ〜。目指せ! 「朝ドラヒロイン」!!

 

ちょっとエキサイトしましたが、次回の作品は………、

 

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今年の春クールにアニメ化された、柳広司ジョーカーゲーム」シリーズにチャレンジです。

 

ていうか、ブログをサボってる間に読んじゃいましたけどね〜。

 

ちなみに「生活安全課0係」も「2冊」終了しちゃってます。

 

早めにアップしなきゃ……ですね。

 

 

それでは、また次回。おたのしみにー。

陰の季節

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警察一家の要となる人事担当の二渡(ふたわたり)真治は、天下り先ポストに固執する大物OBの説得にあたる。にべもなく撥ねつけされた二渡が周囲を探るうち、ある未解決事件が浮かび上がってきた・・・・・。「まったく新しい警察小説の誕生!」と選考委員会の激賞を浴びた第5回松本清張賞受賞作を表題とするD県警シリーズ第一弾。解説・北上次郎

 

映画「64」公開に因んで、名作「陰の季節」を再読致しました。この作品は1998年初出、2001年に文庫化、「松本清張賞」受賞の作者「横山秀夫」の代表作です。(ちなみに私は「第三の時効」の方が好きですけど)

 

この作品を初めて読んだのは2003年頃でしょうか。読んだ時に「衝撃」が走ったことを今でも覚えています。これまでの「犯人を追う」警察(刑事)物と異なり、「管理部門」を主役にするなんて考えもしませんでした。まぁ 今では珍しくもないようですがね。

 

4つの短編からなる今作品ですが、「エース・二渡」が主役なのは表題作のみで、あとの3編は「監察課」「警務課」「秘書課」のそれぞれの主人公が内部事件の対応に追われる……という流れ。表題作では「オロオロ」しっぱなしの「エース」ですが、他のストーリーでは「クールなキレ者」という立ち位置で、格好良さ満点です。

 

はっきり言って、初読ほどの感動……はありませんでしたが、深い人間心理を感じさせるストーリーは秀逸。「64」まで続く「D県警シリーズ」の始まりとして、他作品でも登場する「伝説の刑事・尾坂部」や、「似顔絵婦警・平野瑞穂」などなど……登場人物の繋がりも気になるところ。他の「D県警」も再読したいと思っちゃいました。

 


2016年5月24日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

 


この作品は2000年放送の「上川隆也」版や先日の2016年4月放送の「仲村トオル」版など、何度もドラマ化されているんですが、原作が「短編集」ということでストーリーがかなりアレンジされているようです。CSでたまに放送しているので、今度 チェックしてみたいと思います。

 

それと、2003年に主演「仲間由紀恵」で放映されたドラマ「顔」も、もう一度見てみたいですね〜。「ファミリー劇場」あたりで放送しないかなぁ。

 

さて、次回は………、

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戻りまして、富樫倫太郎「生活安全課0係シリーズ」第3弾「バタフライ」です。

表題の「バタフライ」とは………?

 

最近めっきり読書ペースが落ちています。このままだと前年より10冊ほどペースダウンする予感が。

 

まぁ、考えず「マイペース」でいきましょい!

 

それでは、また次回。お楽しみに〜。

 

 

鴨川食堂 おかわり

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〈鴨川食堂・鴨川探偵事務所 ーーー"思い出の味"探します〉。
  忘れられない、でも二度と味わうことのできない一皿。京都・東本願寺近くにひっそりと佇む食堂では、そんな記憶の中の味を再現するという。
  確執がある父のレシピを知りたいシングルマザー、恋人に過去を告白するため、子供時代の焼飯を捜すモデル、故郷に帰る決意を固めようと、かつて味わった天丼を求める一発屋と呼ばれた歌手……。
  元警官で料理人の鴨川流、娘のこいし、トラ猫のひるねのもてなしは、人生に迷える人々の背中をやさしく押し出す。心もお腹も温まる、美味しいミステリー、第二弾!

前回に引き続き、シリーズ第二弾「鴨川食堂 おかわり」読了です。ドラマか化された3話とその他の3話の計6話という構成。今回もかなり「お腹が空く」内容でございました。

ストーリーは、「食」を捜すゲストが、まずは食堂に辿り着き、(ゴージャスな)「おまかせ料理」を食べてから、食捜しの依頼をして、2週間後に「種明かし」……という流れでしょうか。

まずゲストが食べる「おまかせ料理」の内容にビックリ。これだけの物を食べたら「いったい幾らなんだろう?」なんて本気で考えちゃいますよ。その他の常連は「ラーメン」みたいな感じで食べてるのに「実際やっていけるのか?」……なんて野暮な考えしちゃいますね。まぁ 「フィクション」ですからね。

今回の一番印象に残ったのはドラマ化もされた「ハンバーグ」の話ですかね。前作以上のインパクトは無かったかなぁ。

あと、ドラマの本筋だった「流の過去」のくだりは今回も語られていません。平和な親子関係は維持されてましたよ。


2016年5月16日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐︎(食いしん坊にはプラス⭐️)


そしてこの後は………、

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順当に第3作目「鴨川食堂いつもの」です。本当は「ドラマ第二弾」を待ってから……とも思いましたが、「大手某通販 」で古書が安くなっていたので即注文致しました。

最近、いろいろサボっている「読書」ですが、もう少しペースを上げなきゃ……と思っております。


あと、ブログを書くのもサボりがちになってますね、なんとかしなきゃ。

それでは、また次回。お楽しみに〜。