ミーハー的 読書日記

読了した本の主観的な感想 あれこれ

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

石の繭 警視庁殺人分析班

モルタルで石像のごとく固められた変死体が発見された。翌朝、愛宕署特捜本部に入った犯人からの電話。なぜか交渉相手に選ばれたのは、新人刑事の如月塔子(きさらぎとうこ)だった。自らヒントを提示しながら頭脳戦を仕掛ける知能犯。そして警察を愚弄する…

見番 吉原裏同心 (三)

天明六年、将軍家治の逝去で老中・田沼意次が失脚、吉原遊廓も営業停止となった。そんな折、廓内で立て続けに二人の女が殺された。会所の頭領・四郎兵衛の命を受けた用心棒・神守幹次郎は、残された手掛かりから犯人を突き止め、成敗する。一件落着かに見え…

46番目の密室 臨床犯罪学者・火村英生の推理 Ⅰ

英都大学社会学部の若き助教授、火村英生(ひむらひでお)。その明晰な頭脳で難事件を解決し、「臨床犯罪学者」と呼ばれている。そんな火村が心を許す唯一の存在は、大学時代からの親友である推理作家、有栖川有栖(ありすがわありす)。冬のある日、有栖川…