ミーハー的 読書日記

読了した本の主観的な感想 あれこれ

毒 猿 新宿鮫 Ⅱ

「はてブロ」アップデートで戸惑いが隠しきれない…ということで、「勝手にシリーズ化」集中読破シリーズから「毒猿 新宿鮫 Ⅱ」読了致しました。表題の「毒猿(どくざる)」とは、狙った獲物は逃がさないプロの暗殺者「職業兇手」の意。1991年刊行、19…

舟を編む

先日、このブログを始めたころの投稿を見直した。(今でもそうだが)まったく読めたもんじゃない…と、我ながら反省した次第です。1年以上続けてみて変わった事と言えば、「読み終えた直後に書く!」ように心がける。そうする事で、より本からの影響が投稿に…

新宿鮫

前回の宣言通り、「新宿鮫」シリーズ 完全読破を目指し、まずは1作目「新宿鮫」読了です。この作品は吉川英治文学新人賞などを受賞。1990年に発刊、1997年文庫化ですから、たぶん90年代後半に読んだと思うので、約15年ぶりの再読でした。勿論、…

三匹のおっさん ふたたび

2015年も4月を迎え、そろそろ桜の花も見納めとなってまいりました。今回の読了は今期クールにドラマ放送される「三匹のおっさん ふたたび」です。有川浩作品は前回「県庁おもてなし課」に続き、5作品目です。やー やっぱり、読みやすいし面白いです。…

新・魔獣狩り 13 完結編・倭王の城 下

夢枕獏 33年間の集大成「新・魔獣狩り」シリーズ 遂に完結です。いやー 長かった。読み始めは20代でしたからね。さて、最終巻のストーリーは…溶岩樹型の中の洞窟で凄まじい量の黄金を目にした 毒島・ひるこ・美空、そして鳳介。そこに、川口の案内で白井…

流星ワゴン

今回はブログテーマに最も相応しい、今期ドラマ化作品「流星ワゴン」 読了です。重松作品は前年9月読了の「あすなろ三三七拍子」以来。「とんび」と合わせて3作目。どれもドラマ化作品…と言うことは、ドラマ化しなけりゃ読まないということですね。でも、…

新・魔獣狩り 12 完結編・倭王の城 上

集中読破も終盤戦。「完結編 倭王の城」上巻 読了です。20年以上続いた(途中、結構 止まってましたが…)「新・魔獣狩り」も本格的に完結に向けて動き出しました。それもとんでもない加速度で。序章での、空海・平賀源内、そして徐市(徐福)のエピソード…

ヴァン・ショーをあなたに

「いい仕事がしたいんです!」と今クールのドラマの主人公が言ってました。私も本当に「いい仕事」がしたいと思ってます。賃金や待遇などに左右されない「いい仕事」…ホント、日本って「利益主義」というか、経営者は利益追求する事が企業の目的だと本気で思…

新・魔獣狩り 11 地龍編

集中読破「新・魔獣狩り」も残すところ あと三冊。今回は第11弾「地龍編」読み終えました。今回も過去エピソードと現在が入り混じっての構成。過去編では「空海」編と「平賀源内」編の2パターン。まずは空海。狩場明神に高野の地を借り受ける約定として陸…

プラ・バロック

今回は先日放送された「クロハ 〜 機捜の女性捜査官」の原作「プラ・バロック」 読了いたしました。まずはドラマの感想から…ほとんどの方が感じたかと思いますが、某ドラマ「ア◯フェア」と「ス◯ロベリーナ◯ト」を足して2で割った感じ…でしょうかね。しかし…

新・魔獣狩り 10 空海編

前回からのドーベルマンVS「毒島獣太」&「ひるこ」のシーンからスタート。ドタバタギャグ的な立ち回りで、屋敷の中に逃げ込まれてしまう。その時、「寿海」は「九門鳳介」に「飛狗法」の秘密を語っていた。そしてこちらは「黒御所」「猿翁」VS「仮面の…

限界集落株式会社

2015年1月クール、ドラマ原作の第一弾 「限界集落株式会社」読了です。2011年に発刊。ある資料によると17万部売れたそうですね。私も「過疎の村出身」なので2013年に文庫化されたときから、気になっていたのですが、今回のドラマ化決定で、昨…

新・魔獣狩り 9 狂龍編

新・魔獣狩りシリーズ 第9弾 「狂龍編」読了です。関係ないですが、カバー絵が作者の顔に見えるのは私だけでしょうか?スタートは前回からの「拷問先生」への拷問返しシーンから。毒島獣太が怒りまくってます。ひることのコンビも絶妙。そして拷問先生への…

世に棲む日日(一)

今回は大河ドラマにちなんだ歴史物。昨年に引き続き 鉄板「司馬遼太郎」の「世に棲む日日」第1巻 読了です。刊行は1975年。「長州の人間のことを書きたい」という一言から始まる物語の主役はご存知「吉田松陰(寅次郎)」と「高杉晋作」。第1巻では幼…

新・魔獣狩り 8 憂艮編

集中読破「新・魔獣狩り」もついに第8巻「憂艮(うしとら)編」読了です。スタートは忘れられていた男「川口」が仲間を引き連れての洞窟探検のシーンから。なんかコイツ、御子神冴子を裏切ったらしいです。そして 今回から毒島獣太の相棒、陰陽師「ひるこ」…

ふるさと銀河線 軌道春秋

2015年 早くも1ヶ月が過ぎようとしています。今回は「みをつくし料理帖」の作者 高田 郁の現代小説「ふるさと銀河線」を読了いたしました。この作品は女性向けコミック誌に連載していた「軌道春秋」という漫画の原作脚本から新たに小説として書き改めて…

新・魔獣狩り 7 鬼門編

集中読破中の新・魔獣狩りシリーズ「鬼門編」読了です。物語は黒御所・猿翁と腐鬼一族の文蔵の会話からスタート。捕らえられていた久門鳳介と梵。鳳介のサイコダイブを応用して、美空・座鬼が御子神冴子によって集められたホームレスの騒ぎに紛れて白井狂風…

足抜 吉原裏同心 (二)

今回の読了は吉原裏同心シリーズ第二弾「足抜(あしぬき)」です。前巻の「流離」読了からもう半年が過ぎてしまいました。今回のストーリーはまさに題名の通り「遊女を吉原から逃げ抜けさせる一味」と吉原会所のせめぎ合いです。最初は最近 吉原を騒がせてい…

新・魔獣狩り 6 魔道編

新・魔獣狩り 第6弾「魔道編」読了です。前巻で白井狂風の屋敷に侵入した九門鳳介と梵があっさり捕らえられたらしく、監禁されているシーンからスタート。猿翁は逃げ去ることは不可能だと観念し、黒御所に従うことに決め、釣り客から車を奪って山を出る。そ…

ST序章 化合 エピソード 0

先日(2015年1月10日)「劇場版 ST 赤と白の捜査ファイル」が公開され、それにちなんで今回は「ST 化合 エピソード0」を読了ということになりました。(この作品は映画には全く関係ないと思われますが…)この作品は2009年11月〜2010年…

新・魔獣狩り 5 鬼神編

2014年に読み終えるつもりだった「新・魔獣狩り」。2015も集中して読破していきます。今回は第5巻「鬼神編」を読み終えました。佐久間幻斎と音部の会話からスタート。眠っていた鬼奈村典子が目覚めたと同時に前巻の最後にあった大地震が起こる。一…

軍師は死なず

年が明けて2015年、新たな一年のスタートです。今年も、節操なく・ミーハー的な読書を楽しみたいと思います。(とか言いながら 結構マイナーな物も読んでるよな。)さて、新年一発目は年末に読みきれなかった歴史アンソロジー「軍師は死なず」を正月休み…

花と火の帝(下)

2014年もそろそろ終わろうとしていますね。今回は前回からの続き、隆慶一郎「花と火の帝 下巻」読了です。いやぁ 難産でしたね。上巻では柳生の刺客から佐助と才蔵は辛くも難を逃れたところで終わりましたが、下巻では、次々と放たれる将軍 秀忠からの刺…

Nのために

今回は今秋 ドラマ化された、湊かなえ「Nのために」読了しました。湊かなえ作品は今年 2作目、通算では3作目の読了です。ドラマ放送があと2話くらいのところから読み出して、本作読了後 ドラマを観終わる というスタイルをとってみました。今回もドラマ…

県庁おもてなし課

今回は有川浩「県庁おもてなし課」を読了いたしました。この物語はフィクションです。しかし、高知県庁におもてなし課は実在します。上記の文章から始まるこの物語は作者が実際に地元 高知県の観光特使を依頼されたことが元ネタになっているとのこと。ストー…

新・魔獣狩り 4 狂王編

夢枕獏の「新・魔獣狩り 」シリーズ、現在 集中読破の真っ最中です。今回の「狂王編」。各地で「祥瑞」が同時発生。腐鬼一族に閉じ込められていた「九門鳳介 」は「夜血」の助けを借りて脱出。夜血とともに御子神一族の虐殺現場を目の当たりにする。しかも …

花と火の帝(上)

今回は大好きな作家 隆慶一郎の「花と火の帝 (上)」を読了。2014年もあと一ヶ月を切ってしまったので一冊くらいは読んでおこうと思い立った次第です。この作品は作者死去のため、未完…ということで上巻読了で一旦感想をまとめてみようと思います。表題…

新・魔獣狩り 3 土蜘蛛編

やっとアプリが改善された。はてなさんお疲れ様でした。さて、連続読破中の新・魔獣狩りシリーズ「土蜘蛛編」読了です。これも再読了。ざっくりとしたストーリーは…梵が「九門鳳介」に大量の黄金を見せている時に、「文成仙吉」と「猿翁」「美空」は「御子神…

まほろ駅前番外地

2014年11月30日現在、アプリがまだiPad用に改善されない。改善されるまで 嫌がらせの様に この記述から始めるようにしようか…今回の読了は「まほろ駅前番外地」。前回の「まほろ駅前多田便利軒」の続編というよりは番外編。前回 脇役だった人々にス…

新・魔獣狩り 2 孔雀編

(かなり今更感 満載ですので、興味の無い方はスルーして下さい)マジでまだ(11月27日現在)iPadでの横書き入力と写真挿入が出来まへん‼️早よ なおさんかーい と今回もボヤキからスタート。本当に入力スピードが二倍以上は違いますから…さて、集中読破…