髙田郁
物がさっぱり売れない享保期に、摂津の津門村に学者の子として世を受けた幸(さち)。父から「商(あきない)は詐(いつわり)なり」と教えられて育ったはずが、享保の大飢饉や家族との別離を経て、齢九つで大坂天満にある呉服屋「五鈴屋」に奉公へ出される…
2015年 早くも1ヶ月が過ぎようとしています。今回は「みをつくし料理帖」の作者 高田 郁の現代小説「ふるさと銀河線」を読了いたしました。この作品は女性向けコミック誌に連載していた「軌道春秋」という漫画の原作脚本から新たに小説として書き改めて…
前巻に引き続き、みをつくし料理帖 最終巻「天の梯」 読了です。シリーズ開始から5年間 お疲れ様でした。前回も触れたかと思いますが、この作品を読んだ理由としては、いつも愛読している「料理通信」という月刊誌での「江戸料理」の特集で、この作品を紹介…
今回は 高田郁のみをつくし料理帖 第九弾「美雪晴れ 」 読了です。やぁー 今回も 堪能させていただきました。5年間続いた「みをつくし料理帖」も終盤に差し掛かっております。ここで、前回までのざっくりとしたあらすじを紹介しておきましょう。第1巻 八朔…
今回は「銀二貫」。「みをつくし料理帖」シリーズの高田 郁(かおる)の作品です。こちらは、2014年4月クールにNHKにてドラマ化されました。ドラマ放送時に読もうと思ったのですが、意外にアマゾンでの中古品の価格が下がらず、現在に至ったというわ…
先日 テレ朝系ドラマ「続 みをつくし料理帖」の放送があった為、購入済みで未読だったシリーズ第八弾「残月 」を読みました。みをつくし料理帖は最新刊「美雪晴れ」が発売済みで8月発売予定の次巻で完結を迎えるようです。「一番売れている時代小説」のコピ…