ミーハー的 読書日記

読了した本の主観的な感想 あれこれ

ランチ酒

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犬森祥子、バツイチ、アラサー、職業は「見守り屋」。営業時間は夜から朝まで。様々な事情を抱える客からの依頼で人やペットなど、とにかく頼まれたものを寝ずの番で見守る。そんな祥子の唯一の贅沢は、夜勤明けの晩酌ならぬ「ランチ酒」。別れた夫のもとで暮らす愛娘の幸せを願いながら、束の間、最高のランチと酒に癒される。腹の底から生きる力が湧いてくる、絶品五つ星小説!

「一橋桐子(76)の犯罪日記」「三千円の使いかた」など近年ドラマ化された「原田ひ香」作で2017発刊、2020年文庫化のベストセラー。

題名から以前より興味を持った作品ではあったが、お目当ての「グルメ小説」とはちょっと違っていたようだ。この国での一般的な生活スタイルでは「贅沢」(悪い意味かな?)な「ランチ酒」を好きで楽しんでる訳ではない主人公…やっぱり好きで楽しんでるのか?…と、そんな曖昧感がいいと思います。

読了後の感想は…武蔵小山の「肉丼」が食べたい…かな?

あれ、ちゃんと「グルメ小説」してるじゃん!

次回作も近いうちに読破したいと思います。