ミーハー的 読書日記

読了した本の主観的な感想 あれこれ

絆回廊 新宿鮫10

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「警官を殺す」と息巻く大男の消息を鮫島が追うと、ある犯罪集団の存在が浮かび上がる。中国残留孤児二世らで組織される「金石(ジンシ)」は

日本人と中国人、二つの顔を使い分け、その正体を明かすことなく社会に紛れ込んでいた。謎に覆われた「金石」に迫る鮫島に危機が! 二十年以上の服役から帰還した大男が、新宿に「因縁」を呼び寄せ、血と硝煙の波紋を引き起こす!

2011年刊行の「新宿鮫」シリーズ10弾…やっと追いついてきましたゎ。

物語は「警察官に復讐する男」の出現から、隠れていた「犯罪組織」が炙り出される。それもきっかけは「鮫島の日頃の行い」から…って「コナンかよ!(冗談です)」

今回で鮫島の環境に2つ大きな変化が、今後の鮫島の活躍にどう関わっていくのか予想がつきません。犯罪組織のボス(?)やリタイアしたと思われた香田も再登場するのか?

次巻も多分近日中に「文庫化」されると思うので、短編集「鮫島の貌」を読破して待ちたいと思います。