ミーハー的 読書日記

読了した本の主観的な感想 あれこれ

ST 警視庁科学捜査班 黒の捜査ファイル

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今回は日テレ系でのドラマが好調、映画化も決定した「STシリーズ」の「色シリーズ最終作」黒の捜査ファイル 読了です。

「STシリーズ」は初期作品3作、色シリーズ5作、そして伝説シリーズ3作とスピンオフ的作品1作が刊行中。このシリーズは3年ほど前から読み知ってはいたのですが、色シリーズ4作目で小休止、連続ドラマ化で また読み始めました。

「ST (サイエンスティック・タスクフォース)」=「科学捜査班」の意味なのですが、名前に色がつく五人の特殊能力者(しかし エスパーではない)が、能力を活かして難事件を解決していくというストーリーです。

その五人も完璧ではなく、それぞれに弱点があり、協調性は皆無…ということで、それを率いる「警部殿」百合根キャップが苦悩する…というのはドラマの設定と同じです。

今回の「黒のファイル」では、"沈黙の男"黒崎勇治がメインのお話。

新宿で起こる連続放火事件。その謎を追うST。そして 黒崎は友人のワンクリック詐欺被害の報復に力を貸すことに。
その二つが重なりあって事件が解決していく流れです。極端に無口な黒崎に友人がいたのか…ってところがツッコミポイントでしょうか? かなり読みやすのでサラッと読了しちゃいました。

2014年8月14日 読了  個人的評価:⭐️⭐️⭐︎☆☆(人物設定を理解するには初期作品から読みましょう。)

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これで とりあえず色シリーズはコンプ。次回からは(もう読み始めてますが)「伝説シリーズ」に移っていきます。このシリーズが映画化されるのでは? …なんて思ってます。

ドラマのSTの面々は"超人"というよりは"変人"的 扱いですね。中でも"藤原"赤城の変人具合は「ちょっとデフォルメし過ぎでは?」と思いますが、そこが 面白どころなのでしょうかね。

全然関係ないですが、そのSTの裏番組「若者たち2014」も面白く見ています。個人的には夏クールではトップの作品だと思いますね。前回の長澤まさみの「リサ・ローブ」なんてマジ鳥肌たっちゃいましたよ。

でも、月9が2.5本くらい撮れそうなキャストでも 視聴率って取れないんですねー。やっぱり 地味とか暑苦しいとか時代錯誤とか…って先入観が邪魔しちゃうのかな…なんて思います。

もう今年も9月、あと残り四ヶ月になっちゃいました。読む予定の文庫本も十冊以上 溜まってしまっています。

なんとか今年中に読了したい……けど ちょっと無理かも……と思い悩む 今日この頃です。