ミーハー的 読書日記

読了した本の主観的な感想 あれこれ

メルカトルと美袋のための殺人

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推理作家の美袋三条(みなぎ さんじょう)は、知人の別荘で出会った佑美子に刹那的に恋をする。しかし彼女は間もなく死体で発見され、美袋が第一容疑者とされてしまった!  事件に巻き込まれやすい美袋と「解決できない事件など存在しない」と豪語する魔性の銘探偵メルカトル鮎が挑む巧緻な謎の数々。脱出不可能な密室殺人から、関係者全員にアリバイが成立する不可能犯罪までーーー奇才が放つ、衝撃本格推理集。

前回の「翼ある闇」で消化不良だった「メルカトル」。最新作「メルカトルかく語りき」を読み前にもう少しデータを入れるため、今回の短編集「メルカトルと美袋(みなぎ)のための殺人」を読了いたしました。

「名」ではなく「銘」と冠された「メルカトル鮎」は、登場した瞬間に事件の謎を解いてしまう為、長編作品には向かない探偵です。そして解決の方法も……若干、いや大幅に問題あり……なんです。まぁ こういう流れがミステリーの醍醐味なのかもしれませんがね。

ワトスン役の「美袋」が事件に巻き込まれ、ホームズ役「メルカトル」登場の後、即事件解決の図式。読み手の意表を突いた結末は見事。

ですが……爽快感、は……どうなんでしょうかね?個人的には警察小説的「ミステリー」の方が好みですねぇ。


2015年12月17日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐️(ミステリーとしての完成度は高いと思いますが、メルカトルの性格がねぇ……)


麻耶雄嵩の作品はミステリーマニア度が高い程に楽しめる作品のようですね。物語の細部に名作ミステリーへの「パロディ」やら「オマージュ」やらが散りばめられている……ようですが、勉強不足の私ではちょっと難しい感じは否めませんね。

そして、次回はようやく最新作の「メルカトル……」と思ったのですが……

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意表をついて宮部みゆき「小暮写眞館(上下)」を読みたいと思います。理由はドラマの再放送を観たからなんですがね。

多分、この上下巻で年内のブログ更新は最終になると思います。


それではまた次回。お楽しみに。

ロスジェネの逆襲 半沢直樹3

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子会社・東京セントラル証券に出向した半沢直樹に、IT企業買収の案件が転がり込んだ。巨額の収益が見込まれたが、親会社・東京中央銀行が卑劣な手段で横取り。社内での立場を失った半沢は、バブル世代に反発する若い部下・森山とともに「倍返し」を狙う。一発逆転の策はあるか?  大人気シリーズ第3弾!

2012年発刊、今年2015年に文庫化した人気シリーズ「ロスジェネの逆襲・半沢直樹3」ついに読了です。
今回の半沢は前2作と違い、「クールな上司」役で、部下のロスジェネ世代「森山」が主役っぽい感じです。
最初は現状に諦めを感じながら、それなりに仕事をこなす……という姿勢が、「熱い男・半沢」と行動を共にするうち、仕事に対する考え方が変化していきます。就職氷河期の所為で「仕事への憧れ」をズタズタにされた世代が「仕事の本当の価値観」を見出していく……という流れ。

もちろん、お馴染み「倍返し」もドラマチック仕様に用意されています。同じ職場や親会社の銀行からの仁義なき裏切りで、窮地の半沢と森山の逆襲はいかに………。

平気で仲間を裏切る「バブル世代」の「三下悪役」たち。自分自身の保身だけを考え、裏切り、徒党を組み、力技で押さえ込もうとする理不尽な振る舞い。でも、こういうこと現実でも多々あるんですよね。私も歳50の「バブル世代」ですので、「三下」にならぬ様に気をつけねば……。

そしてストーリー中、最も印象深かったのは、半沢が部下の森山に言うこの文章。「仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする。その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる。自分のためにした仕事は内向きで、卑屈で、身勝手な都合で醜く歪んでいく。そういう連中が増えれば、当然組織も腐っていく。組織が腐れば世の中も腐る。わかるか?」。こんなことを熱く語る上司がいたら、死ぬまでついていっちゃいますよねぇ。

半沢を除く「バブル世代」が失敗し、森山たち「ロスジェネ世代」が未来を切り開いて行く図式。上の世代に虐げられた「現在の35〜45歳」の人達が世の中の舵を握り、我々の世代がサポート、そしてそれ以上の年齢の方達は「出来るだけ邪魔しないでいただきたい」と思う次第であります。(←てか、選挙演説か!)

あと、ストーリーに嫁の「花」(とその息子もだけど)が登場していないのは、ドラマ第二弾を意識してのことだったのかなぁ……てか、その時は結婚したけど子供はまだか……。もしかして「出向」になったから「三下り半」突きつけられた……とか、だったりして。


2015年12月10日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️


何度も言いますが、はたして続編はいつになることでしょうか? 第四弾「銀翼のイカロス」文庫化に合わせると2017年となりますが、はたして?


そして2015年もあと2週間くらい。読破できるのは(一冊読み終わってるので)あと2冊くらい。

そんなとき、なんですが……

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年末年始用にアマゾンでこんだけ購入してしまいました………

絶対 3ヶ月分はあるな……。まぁいっか!


それではまた、次回。かみんぐすーん。

御子神典膳

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下野国で、重臣による謀反の難から逃れた領主の娘・澪姫と小姓が追手に囲まれた時、黒い長羽織姿で長身痩躯の男が二人を助ける。男の名は御子神典膳、剣聖・伊藤一刀斎より印可を受けた一刀流の達人。逃避行を続ける典膳らに絶体絶命の危機が迫る! 剣戟あり、謎ありの娯楽時代小説。

今回は時代小説、それも「スーパー」とか「ネオ」とかの冠がつくような作品「御子神典膳」です。作者・月村了衛(つきむら りょうえ)氏は元脚本家。かの有名な「ミスター味っ子」のアニメでデビュー。その後、2010年発表の、SFと警察小説を融合した「機龍警察」で小説家デビューを飾りました。
この作品は「一刀流無想剣  斬」として発刊されたものを文庫化の際、原題の「御子神典膳」に戻したそうです。なぜ 戻したのかは…読了後にわかると思いますよ。

御子神典膳は実在の人物。柳生新陰流と並び将軍家指南役となった一刀流「小野忠明」の前名なのです。物語は指南役となる前の話で、謀反により城を追われた「姫」とその小姓を守護して旅をする…という流れです。
そして お約束の謀反を起こした「悪役」や手強い「ライバル」達が登場することでストーリーは盛り上がって行きます。途中、大怪我を負う主人公の「くだり」は若干「退屈」感がありましたが、私の大好きな「隆慶一郎」や「山風」的な「バトル」はワクワクしましたよ。

個人的にはもう少し「強敵とのバトルシーン」が欲しかったところですが、ラストの「大ドンデン返し」は見事……というか「呆気」にとられますたねぇ。ほんと「びっくりぽん」ですわ。


2015年12月4日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐️⭐️


月村了衛」作品は今後も読破していきたいと思います。代表作「機龍警察シリーズ」3作目「暗黒市場」もそろそろ文庫化だと思いますので、そのタイミングで読了しましょう。それと、以前読んだ「機忍兵零牙」も再読してレビュー仕直します。

この「御子神典膳」、1作品で終わらせるには「キャラ」があまりにも立っているので、是非とも「映像化」を検討していただきたいですね。

そして、「もしドラマ化するなら」のオレ的キャスティングは……

主人公・御子神典膳 = 西島秀俊
澪姫 = 土屋太鳳
小姓 = 鈴木福
白木蔵人 = 藤木直人(←「人」繋がり?)
黒蓑右門・左京次 = 松坂桃李福士蒼汰の「手塚兄弟」
ラスボス・龍田織部介 = 吉田鋼太郎………なんていかがでしょうか。
あと、「チャオ!」の長谷川博己でもいいかも。(ラスボスか左京次あたり)

この面子ならTBSですかねぇ。本当に実現したら嬉しいなぁ。


さて、次回は「ミステリー」で………

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麻耶雄嵩「メルカトルと美袋(みなぎ)のための殺人」です。前回の「闇ある翼」ではあまりにも「メルカトル」感が無かったので、もう1作品読むことにします。


2016年も残すところ半月。目標読了数まであと6冊。はたして……


それではまた次回。ごきげんよう。

オレたち花のバブル組

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「バブル入社組」世代の苦悩と闘いを鮮やかに描く。巨額損失を出した一族経営の老舗ホテルの再建を押し付けられた、東京中央銀行半沢直樹。会社内の見えざる敵の暗躍、金融庁の「最強のボスキャラ」との対決、出向先での執拗ないじめ。四面楚歌の状況で、絶対に負けられない男達の一発逆転はあるのか?

前作より4年後の2008年に刊行、2010年文庫化されたシリーズ第2弾「オレたち花のバブル組」。ストーリーは、よりスリリングに、よりドラマティックに、そして「倍返し」度もよりパワーアップしております。

なぜ、主人公「半沢直樹」は困難な課題にぶち当たるのか? 

それは「半沢直樹」が「自分の利益のため」ではなく「人(顧客)の利益のため」に行動できる男であるからだと思います。「助けを求めている者」を救い、「敵対する者」からの謀略を「倍返し」する主人公の痛快な活躍は胸をスーっとさせてくれます。「勧善懲悪」ってベタですけどやっぱり面白い。

「長い者には巻かれろ」がセオリーの昨今ですが、「原則」に基づいて「他人の為」に行動してこそ、本当の「結果」を出せるのではないでしょうかね。

でも、現実で「倍返し」すると「思わぬ報復」をうけるかも。正論がまかり通らない「世知辛い」世の中ですなぁ、まったく困ったもんですわ。


2015年12月4日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐️⭐️


大ヒットした2013年から早いもので、2年の歳月が過ぎました。はたして続編はいつになることでしょうかねぇ。

さて、シリーズ二作の再読が完了したので、満を持して…

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シリーズ第3弾「ロスジェネの逆襲」に進みます、というか、実はもうすぐ読み終わりそうなのですが…。こちらも前二作に負けず劣らず面白いこと間違いなしです。



さすが12月。仕事もそこそこ忙しく、仕事中にブログ更新できずにいます。(←それって普通じゃね)


2016年も残り20日をきりました。年賀状やら大掃除やら、観てない録画を観て消したり(これが一番大変)大忙しの毎日。

読了予定数は、あと5冊。はたして読み終えることが出来るでしょうか?

ではまた、次回。

キマイラ 11 明王変

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キマイラの歴史と伝説が明らかに!
大鳳吼と久鬼麗一のキマイラ化を抑えるべく奔走する真壁雲斎。亜室健之から聞いた恐るべき秘密を九十九三蔵に語り始める。
一方、スチュワート・ボックに拉致された織部深雪を助けるべく単身戦いを挑んだ菊地良二は、ボックの仲間と思われる久鬼にそっくりな謎の少年と対峙するが・・・・・・。
キマイラをめぐる血ぬられた歴史と伝説が明らかになる、奇想天外の第11巻!


予想した1年を1ヶ月オーバーでの刊行「キマイラ 11 明王変」。やっぱり1日で、いや正味3時間で読み終わっちゃいましたよ。

前巻で盛り上がった興奮が、今回で見事に「沈静化」。レベル1になっちゃいました。

だって、また「昔話モード」になっちゃってるんですもの。なんか「魔獣狩り」と同じ展開になりそうな予感が……。「金犬四郎」みたいな「美少年」とか登場したりして…。

ハッキリ言うと「キマイラ化」の歴史や伝説よりも、今現在の「キマイラ化」に苦悩する人々と「キマイラ化」を手に入れようとする勢力のぶつかり合いが見たいのですよ。

あとは、勢力図のバランスがちょっと崩れているかも…。敵は「ボック」チームだけで、あとは全部「味方」ぽくなっているような気がしますけど…

本当は「今後の展開予想」をズラズラ書きたいところですが……やめときます。
でも次回も「昔話」モードだったら書いちゃおうかなぁ…

次回は是非 「ボック」の前に「龍王院弘」を立たせてくださいな。

 頼んだぜ!、獏先生。


2014年10月24日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐︎(内容が物足りないよう!)


キマイラもそうだが「新餓狼伝」もいい加減 新刊出していただきたい。あとは「天帝の剣」と「獅子の門」の文庫化も待ってます。

陰陽師」シリーズも最近のは読んでないので、最初から読み直ししなきゃ…ですかねぇ。


そして、次回は……

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半沢直樹シリーズ」に戻ります。ホテルの借金がなんちゃらで、偉い上司が「土下座」する話だったけかね。ちゃっちゃと読み終わって未読の3作目に突入したいです。


それではまた、次回。



翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件

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首なし死体、密室、蘇る死者、見立て殺人・・・・・・。京都近郊に建つヨーロッパ中世の古城と見紛うばかりの館・蒼鴉城(そうあじょう)を「私」が訪れた時、惨劇はすでに始まっていた。二人の名探偵の火花散る対決の行方は。そして迎える壮絶な結末。島田荘司綾辻行人法月綸太郎、三氏の圧倒的賛辞を受けた著者のデビュー作。

1991年 刊行、2012年文庫化の「麻耶雄嵩(まやゆたか)・翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件」読了です。いやぁ 思えば久しぶりのミステリーでした。小学生の頃は「江戸川乱歩」、中学では「横溝正史」(角川映画の金田一シリーズがブームでした)、高校では「アガサ・クリスティ」を制覇しようと、第1作から読み始めるのですが…いつも挫折。最高で8作品くらいが限界でしたねぇ。しかも内容はほとんど覚えないときたもんだ…。多分 そこまで「探偵物」が好きじゃないんですよね、きっと。そういえば、ここ最近は「刑事物・警察物」を好んで読んでいるような…。まぁ「探偵物」も読み始めると「そこそこ」ハマりますね。

現在のミステリー作家・三氏が絶賛しているように、素人目でみても「全くデビュー作」とは思えません。あとがきの言葉を借りれば「連続で投げられる感覚」とでも言いましょうか…序盤を過ぎれば「坂を転げ落ちる」ように読み終わってしまうと思います。

「香月」の視点でストーリーは展開します(これが若干 反則技 なんですがね)。中盤以降の「名探偵・木更津悠也」と題名の「メルカトル鮎」との「火花散る」推理対決。そして、衝撃的な「ラストシーン」は、マジで「!(◎_◎;)」な結末になってます。

日本探偵小説史上「三大奇書」「三大アンチミステリー」の一つである小栗虫太郎黒死館殺人事件の「オマージュ」らしく、随所に「そのパロディ」が登場しているようですが、(未読なもので)全く分かりませんでした。あとは「エラリー・クイーン」なんかも読んでないと本当の意味で楽しめないようです。

この作品は最新刊「メルカトル鮎 かく語りき」を読む為の準備で読了したのですが、はっきり言って全然準備になりませんでした。だって「メルカトル」が◯◯しちゃうんですよ、全く。

なので、もう一冊「メルカトル鮎」関係を読む事になりそうです。やれやれ…


2015年11月24日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐️⭐️(読む価値はあります…読む余裕がある方は)


さて、次回も「メルカトル」…となる予定でしたが、並列で読んでいる夢枕獏・「キマイラ明王変」も同日に読み終わってしまった訳で……

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旅先で、しょうがなく新刊を購入。最近注目している作家・月村了衛の「御子神典膳」をチョイス。


序盤まで読みましたが、もう「オレ好み」の作風です。のめり込むとすぐに読了しそうなので「じっくり」読み進めたいと思います。


それではまた、次回。お楽しみに。

オレたちバブル入行組

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大手銀行にバブル期に入行して、今は大阪西支店融資課長の半沢。支店長命令で無理に融資の承認を取り付けた会社が倒産した。すべての責任を押しつけようと暗躍する支店長。四面楚歌の半沢には債権回収しかない。夢多かりし新人時代は去り、気がつけば辛い中間管理職。そんな時代へのエールを送る痛快エンタメ。

池井戸潤半沢直樹シリーズ第3作目「ロスジェネの逆襲」が今年 文庫化されたので、前2作を再読しようかと思いました…が、いざ読むとなると…正直言って全く読む気になりません。騙し騙し読み進めていくと、昔見たドラマのシーンが浮かんできて…気がつけば「あっという間に」読了してました。

再読して感じたことは「花咲舞」原作小説たちよりも、銀行員(サラリーマンもですかね)の職場環境の切なさが強烈な文章で描かれているなぁ…と思いました。主人公・半沢の「倍返し」シーンは、怖いくらいに「痛快」。悲哀ある会社員なら一度は「こんな風にやり返したい!」で思ったことありますよね。

あとは、前回読んだ時に感じた半沢の妻・花の描写。ドラマでは「いい女房」に見えましたが、小説では「できればぶん殴りたい」ようなキツイ妻なんですよね。ドラマ版の妻の方が ストーリーが華やかになるような気がしますね。上戸彩ファンだからかもしれませんがね。


2015年11月19日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐️⭐️

そして、「半沢直樹」のドラマ放映から早くも2年が過ぎました。最終回、関東で「42.2%」関西で「45.5%」を記録したオバケドラマでしたね。主人公・半沢役の「堺雅人」は2016年は大河ドラマの主役。奥様役の上戸彩ちゃんは無事出産となりましたが、少なくとも来年のドラマ第2弾は無さそうですね。

次回は続けて「オレたち花のバブル組」からの「ロスジェネの逆襲」へといく………


…前に、イレギュラーでこちら…

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夢枕獏「キマイラ 11 明王変」が発売されました。

前作から1年以上…。

はたしてストーリーはどう展開していくのか…

多分「マッハ」で読み終わりますね。夢枕獏ですもの。

それではまた、次回。