キマイラ 11 明王変
キマイラの歴史と伝説が明らかに!
大鳳吼と久鬼麗一のキマイラ化を抑えるべく奔走する真壁雲斎。亜室健之から聞いた恐るべき秘密を九十九三蔵に語り始める。
一方、スチュワート・ボックに拉致された織部深雪を助けるべく単身戦いを挑んだ菊地良二は、ボックの仲間と思われる久鬼にそっくりな謎の少年と対峙するが・・・・・・。
キマイラをめぐる血ぬられた歴史と伝説が明らかになる、奇想天外の第11巻!
予想した1年を1ヶ月オーバーでの刊行「キマイラ 11 明王変」。やっぱり1日で、いや正味3時間で読み終わっちゃいましたよ。
前巻で盛り上がった興奮が、今回で見事に「沈静化」。レベル1になっちゃいました。
だって、また「昔話モード」になっちゃってるんですもの。なんか「魔獣狩り」と同じ展開になりそうな予感が……。「金犬四郎」みたいな「美少年」とか登場したりして…。
ハッキリ言うと「キマイラ化」の歴史や伝説よりも、今現在の「キマイラ化」に苦悩する人々と「キマイラ化」を手に入れようとする勢力のぶつかり合いが見たいのですよ。
あとは、勢力図のバランスがちょっと崩れているかも…。敵は「ボック」チームだけで、あとは全部「味方」ぽくなっているような気がしますけど…
本当は「今後の展開予想」をズラズラ書きたいところですが……やめときます。
でも次回も「昔話」モードだったら書いちゃおうかなぁ…
次回は是非 「ボック」の前に「龍王院弘」を立たせてくださいな。
頼んだぜ!、獏先生。
2014年10月24日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐︎(内容が物足りないよう!)
キマイラもそうだが「新餓狼伝」もいい加減 新刊出していただきたい。あとは「天帝の剣」と「獅子の門」の文庫化も待ってます。
「陰陽師」シリーズも最近のは読んでないので、最初から読み直ししなきゃ…ですかねぇ。
そして、次回は……
「半沢直樹シリーズ」に戻ります。ホテルの借金がなんちゃらで、偉い上司が「土下座」する話だったけかね。ちゃっちゃと読み終わって未読の3作目に突入したいです。
それではまた、次回。