ようこそ、わが家へ
久々の「ミーハー的読書」です。今期クールの月9ドラマ原作「ようこそ、わが家へ」読了です。本来ならドラマ最終回後にフィニッシュを決めるのですが、ドラマの方がミステリアスだと思い、一気に読みきりました。
人気作家「池井戸潤」の文庫オリジナル長編。2013年に刊行。2014年にはNHKでラジオドラマ化、そして2015年4月クールにドラマ化となりました。
「月9」の為か、主人公が「倉田太一」から息子の「健太」に変更され、その他ドラマオリジナルのキャストや設定の変更がありました。
池井戸作品は「銀行物」しか読んだ事がなかったので、今回の作品は非常に新鮮でしたね。ドラマの影響もあり人物設定やストーリーも頭にすうっと入ってきました。ある日突然、予想もしない事件に巻き込まれる恐怖と現在 蔓延している「匿名の世界」の不気味さを強く感じました。そして、自分自身も「名無しさん」になる可能性も捨てきれないかもなぁ…なんて、読了後に思いました。
2015年6月11日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐️⭐️(若干、ドラマに後押しされてます)
そして、終わってませんけど ドラマの感想を少々…
今までにないミステリアスな「月9」でしたね。これまでの池井戸作品のイメージの爽快感が無いという厳しい意見もあったようですが…。設定の変更によるストーリーのボリュームアップは良かったと思います。主演はいいとして、人気女優の起用は個人的にベストに近かったと思います。
最後に、本当の「名無しさん」は一体誰なのでしょうか?
そして、最終回はどんな結末を迎えるのでしょうか? 楽しみにして待つ事にしましょう。
そして次回、7月クールのドラマも…
こちら、「民王(たみおう)」と「花咲舞2」が控えております。民王は頭に「池井戸潤原作」の文字をつけてアピール強化してますね。
この民王の他に、花咲舞にちなみできれば「銀行物」を一冊くらいは読もうかな…なんて思っています。
さて、あとは「アルジャーノン」と「鮫」2冊の読破が待ってます。
それでは、また次回。