探偵の探偵
中堅調査会社が併設する探偵事務所に、決して笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。探偵のすべてを知りたい、しかし探偵にはなりたくない、という彼女には自分からは言えぬ過酷な過去があった。調査会社社長・須磨は玲奈の希望を汲み、探偵を追う"対探偵課"の探偵として彼女を抜擢した。
怒涛の書き下ろしシリーズ開幕。
続々と夏クールドラマがスタートしましたね。
今回のミーハー的見地からのセレクトは今作「探偵の探偵」と「池井戸作品」に決定。それぞれ4冊ほど読破しようかな…などと思っています。
まずは「探偵の探偵」。「催眠」「千里眼」「万能鑑定士Q」などで知られる「松岡圭祐」氏の文庫書き下ろし。2014年11月スタートの比較的新しいシリーズ物です。
第1巻は、主人公の美少女・紗崎玲奈(ささきれな)が、ストーカー被害により亡くなった妹の為、犯罪者に情報を与えている「探偵」を撲滅していく…という物語。
美人で腕っ節も強い主人公がバッタバッタと悪を倒す……という感じではなく、武術の心得もなく、ケンカが強いわけでもない主人公を襲う「情け容赦のない報復や罠」を間一髪で逃れる…という展開です。本当に毎回「死」の一歩手前、いや 片足は突っ込んでしまってますね。もう、ハラハラドキドキの連続です。
そんな悲惨で重たい「主人公」を更に窮地に追い込んでしまう、助手・峰森琴葉(みねもりことは)。はたして彼女の存在が今後、主人公の心の闇を明るく照らしてくれるでしょうか?それとも意外な伏線が張り巡らされているのかも…ですね。
2015年7月10日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐️⭐️☆
そして、ここからはドラマの感想を少々…
ほぼ「スタントなし」ということで、毎回「ズタボロな北川景子」を観るのは、私的には少々辛いですが、身体をはってる彼女為にもしっかりとリアルタイムで観ていきたいと思います。(って1話見逃したーけど、オンデマンドで見れましたー。)
視聴率も第2話から10%を割る事態ですが、視聴率に媚びないでハードボイルド路線を貫いて欲しいと思います。
そしてしっかりと…
第2巻と第3巻は購入済。7月15日発売の第4巻は、近所の書店では売り切れだった…
そして、次は「池井戸作品」ですが、数ある中 選んだ作品は…
「仇敵」に決定。短編かと思ったら違ってましたよ。
あとは、ドラマのクレジットにもある「銀行仕置人」ともう一つは悩み中です。
それではまた、次回。