読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ミーハー的 読書日記

読了した本の主観的な感想 あれこれ

舟を編む

f:id:K-norita0426:20150416170430j:plain

先日、このブログを始めたころの投稿を見直した。(今でもそうだが)まったく読めたもんじゃない…と、我ながら反省した次第です。1年以上続けてみて変わった事と言えば、「読み終えた直後に書く!」ように心がける。そうする事で、より本からの影響が投稿に反映するから…。毎回、読んだ作品に影響される文章の体裁もいいかなぁ…と思った次第であります。

さて、本題。今回の読了は三浦しをん舟を編む」。待望の文庫化とCSでの放映に合わせて読んでみました。

この作品は2011年に刊行、2012年 本屋大賞を受賞、そして2013年に映画化され、第37回日本アカデミー賞をほぼ独占した…という「おばけ」のような作品です。
また、文庫化前に読まれた方も多いとは思いますが、まぁ そこは何卒、御容赦頂きたく思います。

いつも通りのサラッとストーリー説明は…

出版社の営業部員・馬締光也(まじめ・みつや)は、言葉への鋭いセンスを買われ、辞書編集部に引き抜かれた。新しい辞書『大渡海(だいとかい)』の完成に向け、彼と編集部の面々の長い長い旅が始まる。定年間近のベテラン編集者。日本語研究に人生を捧げる老学者。辞書作りに情熱を持ち始める同僚たち。そして馬締がついに出会った運命の女性。不器用な人々の思いが胸を打つ本屋大賞受賞作!

と文庫の裏表紙から抜き書き。

読み終わった後の感想は…「生涯 忘られぬ作品に出逢った」…というのが実感。最近では、有川浩の「阪急電車」と夏川草介の「神様のカルテ」と同様に「読み終えたくない作品」でした。

最初、映画を観てからの読書スタートで、映画の評価が高かった為、先に読んでから映画かなぁ?…と思ったのですが、それは杞憂に終わり、映画のキャストが頭の中で具現化して感情移入はもう半端ない状態。

最初の辞書名「だいとかい」のクリスタルキングはお約束、更に「オダジョー」演じる「チャラい同僚  西岡」のくだりに涙が浮かび、そしてクライマックスの「加藤剛」演じる「人生を辞書に捧げた  松本先生」のくだりにはもう号泣…に近い状態でした。もちろん、「宮崎あおい」演じる「美女板前 香具矢」への愛で悶える「松田龍平」演じる「主人公 馬締」や、映画では描かれなかった「黒木華」演じる「岸辺みどり」の恋…なんかも、歳を忘れて「甘酸っぱい気持ち」になっちゃいましたけどね。

そして驚いた事に、自分が感情移入したキャラクターは、まじめな主人公ではなく(もちろん…香具矢と甘酸っぱくはなりたいが…)、チャラい西岡や偉大な松本先生の方だったこと。

もし自分が「玄武書房」に入社していたら、間違いなく「馬締」ではなく「西岡」だろうなぁ。馬締のように「一つのことにひたすら取り組む」というよりは「いろいろ空気を読んで、バランス」をとってというタイプ…だと思うから。まぁ 自分としては「バランス感覚」…大好きですけどね。

それと、松本先生のように「人生の全てをかける」ことをやり抜いて、一生を終えられたらいいですね。50目前にして「人生をかけるもの」まだ見つけられてないなぁ…

最後に、文庫の帯にある作者からの言葉で締めたいと思います。

〜 辞書作り、ときどき不器用な恋 〜  愛すべき(?)まじめな変人たちの、のんびり奮闘記。どうぞお手に取ってみてください 。

追記:実際の辞書編集部の方のあとがきと「馬締」のラブレターが良いフィニッシュを飾っています。


2015年4月16日 読了  個人的評価:⭐️⭐️⭐️⭐️⭐︎(あと3つ追加したいくらい)




そして、ドラマ用に最近購入したのは…

f:id:K-norita0426:20150416170417j:plain

NHK関係で二冊。「世に棲む日々」は現在、二巻の中盤、松蔭の死まで。ドラマではまだ生きてます(失礼か?)ので、話の進捗に合わせて読み進めます。

そして春ドラマ、始まりましたね。読書予定だった「ドS刑事」と「書店ガール」ですが、ドラマを観た感じだと多分…スルーですね。続編も四作くらいあるし…。

「ドS刑事」は初回視聴率も好調のよう。主演の多部ちゃんの怪しい笑顔、いいですね。ジャニーズのM男っぷりも。

反対に「書店ガール」は苦戦しそう。AKBも旬を過ぎ、実力勝負の時。まゆゆには大島優子のように殻を破ってもらいたいと思いますね。

まぁ 愛情を持って 今期のドラマも観ていきたいなぁ…と思っています。


それでは、また次回。