SRO Ⅰ 警視庁広域捜査専任特別調査室
警視庁に新設された広域捜査専任特別調査室、通称「SRO」。総勢7名の小所帯にもかかわらず5人がキャリアという、管轄の枠を越えた花形部署のはずが、その内実は訳ありだった。山梨で発見された白骨死体をきっかけに、史上最凶の連続殺人犯「ドクター」を追う調査員たち。警察組織の限界に迫る、新時代の警察小説の登場。
今年7月に第7弾「ブラックナイト」が発売された富樫倫太郎「SROシリーズ」。それに因んで、第1弾から再読・レビューしていきたいと思います。
本作品は、2009年 ノベルズ版で発刊(それ以降は文庫書き下ろし)、2010年に文庫化されました。
今回の犯罪者は通称「ドクター」と呼ばれる連続殺人犯。それを「SRO」が追い詰める流れは見事。最後の犯人との格闘シーンは「ノンストップ」で読んじゃいました。
「室長:山根新九郎」の「妙な趣味」を筆頭に、それぞれ「複雑な事情」を持つ各キャラ達が、今後の展開でどうなっていくのかも注目ですね。
あと、こういう作品で 怪訝される「グロさ」も「スト◯べリー・◯イト」等と違い、あまり感じられなっかたのも好印象の要因ですね。
実は「グズグズしてる」うちに、第2弾「SRO2 死の天使」も「再読完了」してしまいました〜(@_@)。
なる早でレビューしたいと思います。
個人的評価:⭐️⭐️⭐️⭐️(再読でも楽しめましたよ)
ここからは、いつもの余談……。
本書にも登場する人気海外ドラマ「クリミナルマインド」。
そのエピソードに、本書の「ドクター」のような「シリアルキラー」が登場する話があるんですよねぇ。まぁ それが「作品に影響」したのか……。
まぁ、詮索は止めておきましょうね。
次回は、例の「倍返し」な「銀行員」の物語(読了してから半月以上たっているので記憶が……)です。
お楽しみに〜。