鴨川食堂 いつもの
食にA級もB級もありまへんけど、人間にも一流も三流もありまへん。みな同じです。
京都・東本願寺近くで鴨川流・こいし親娘が営む食堂では、思い出の「味」を捜してくれるという。父と一緒に食べた料亭のかけ蕎麦、娘が結婚前に作ってくれたカレーライス、初恋の相手との思い出の詰まった焼そば、裏切ってしまった女性の実家で出された餃子、親友の母親がふるまってくれたオムライス、空腹に耐えきれず手を出してしまったコロッケ。食が呼び覚ます温かな記憶にふれ、依頼人は明日への一歩を踏み出してゆく。連続ドラマ化記念、シリーズ初の文庫書き下ろし!
今年 2016年1月刊行の 「鴨川食堂」シリーズ最新作、読破完了です。今回も「お腹が空く」ストーリーでございましたよ、ほんにほんに〜(ちょっと懐かしい)。
今回の6編も、いつものパターンで、
①食堂にたどり着いて、ゴージャスな「おまかせ料理」をいただく。
②捜してもらう「食」を相談。かなりの確率で「こいし」が不機嫌に。
③そのまま「おとーちゃん」に丸投げ。
④「おとーちゃん」は「サクッと」解決。めでたしめでたし……という流れ。
最初のゴージャスな「おまかせ料理」と依頼される「一般的なメニュー」が「違い過ぎる感」はいなめないですね〜。まぁ「シンプルな料理」に隠されている「思い」……というのが重要なので、しょうがないといえば、そうですけどね。それと、「タネ明かし」したら、超高級食材で出汁をとった〇〇だったり、実は「あんなもの」を入れていた〇〇だったりと、趣向をこらしてはいますが、「書き下ろし」の為か……どうしても「深い感動」までは感じられなかったかなぁ?
でも、今回から「おまかせ料理」に合わせた「お酒」の描写は良かったですよ〜。料理にマッチしたセレクトのようなので、実際に試してみたくなりました。
最後に、今回もドラマの本筋だった「流の過去」のくだりは全くナッシング〜。あれはドラマ限定の設定……だったんでしょうかねぇ。
2016年6月3日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐︎(美味しいもの好きならプラス⭐️)
「鴨川こいし」役だった「忽那汐里」ちゃん、先日の映画「ファイナルファンタジー」の番宣してましたが、「かわいい」というより「美しく」なってましたねぇ。ネット上でいろいろ「ゲスな」噂が流れてましたが、あれだけ「綺麗」になってる……てことは「幸せ」ってことですよね。これからの活躍を期待してますよ〜。目指せ! 「朝ドラヒロイン」!!
ちょっとエキサイトしましたが、次回の作品は………、
今年の春クールにアニメ化された、柳広司「ジョーカーゲーム」シリーズにチャレンジです。
ていうか、ブログをサボってる間に読んじゃいましたけどね〜。
ちなみに「生活安全課0係」も「2冊」終了しちゃってます。
早めにアップしなきゃ……ですね。
それでは、また次回。おたのしみにー。