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ミーハー的 読書日記

読了した本の主観的な感想 あれこれ

小暮写眞館(上)

宮部みゆき 週刊文春ミステリー
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家族とともに古い写眞館付き住居に引っ越してきた高校生の花菱英一。変わった新居に戸惑う彼に、一枚の写真が持ち込まれる。それはあり得ない場所に女性の顔が浮かぶ心霊写真だった。不動産屋の事務員、垣本順子に見せると「幽霊(そのひと)」は泣いていると言う。謎を解くことなった英一は。待望の現代ミステリー。

ブログアップが遅れて、ついに大晦日になってしまいました。もしかしたら2015年最後の投稿になるのか……?

てな訳で、ブログ開始してからは初めての宮部みゆき作品です。「ブレイブストーリー」以来ですから、結構なご無沙汰です。この「小暮写眞館」は2010年に文庫書き下ろしでの発刊、その年の「週刊文春ミステリーベスト」で国内7位にランクイン。そして2013年に「神木隆之介」主演でドラマ化され、今年の8月に再放送があり、その録画をつい最近に観終えてからの読書スタート……という流れなんです。

古い写眞館に引っ越したお陰で「謎の(心霊)写真」の解決を依頼される主人公。普通の高校生なのに、巷では「心霊写真バスター」と噂されることになります。

上巻はドラマで言えば1話と3話のストーリー。「家族間の葛藤」や「大事なひとへの想い」など、日常に隠れている様々な「暗部」が、踏み込むごとにハッキリ見えてきます。
主人公は「まぁ  いっか」と呟きながら、その「暗部」に触れる事で人間的に成長していきます。
そして、それを取り巻くキャラクターのバランスが絶妙なのは、さすがですね。

作者が書いた現代を舞台にした小説では「初のノンミステリー」らしく、代表作の「理由」や「模倣犯」で描いたような事件はもう書きたくないという気持ちが表れた作品である……とインタビューに答えています。

グイグイ引き込まれる感じではないので、読了ペースは上がりませんでしたが、「いつも歩いている道端で、季節の花が咲いているのを見つけた」ような小さな「面白さ」が散りばめられている作品です。


2015年12月27日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐️⭐️(じわっとくる面白さですよ)


いやー、「上下巻」合わせると薄めの小説「3冊分」の厚み。さらに年末の忙しさも加わり、読破予想数「69」をクリアー出来ず 残念無念 です。

そして、年内ラストになるか? ならぬか? 次回は………

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もちろん下巻。なんと上巻より厚みがありますよ。現在 最終章に突入はしていますが、本日中に読了できるかは微妙……。もちろん ブログ更新は不可能な状況ですね。

去年と同様、年をまたいでしまいそう。完全に読み間違いでした。

でも、「花ちゃん」風に「まぁ  いっか」……ですね。


それではまた、次回⁈  それとも、来年! よろしくお願いします。