ミーハー的 読書日記

読了した本の主観的な感想 あれこれ

新・魔獣狩り 7 鬼門編

f:id:K-norita0426:20150122135438j:plain
集中読破中の新・魔獣狩りシリーズ「鬼門編」読了です。

物語は黒御所・猿翁と腐鬼一族の文蔵の会話からスタート。

捕らえられていた久門鳳介と梵。鳳介のサイコダイブを応用して、美空・座鬼が御子神冴子によって集められたホームレスの騒ぎに紛れて白井狂風の屋敷から脱出に成功する。

御子神冴子の屋敷で治療を受ける梵。鳳介・梵・座鬼、そして夜血と共に美空はニュースで「空海の四殺」蝦蟇が生きていることを知る。

金犬四郎はニノ字組の島村と共に神明会からの追っ手を撃退。部下に始末を命じる。

一方、鹿島天龍からの情報で「ケセン一族」に興味を示す白井狂風の前に黒御所と猿翁が登場。黒御所はKホルモンを投与されている木場を赤子を捻るように倒し、その後、自分の顔を以前の石橋輪仁王の顔に変化させる。それを見た狂風は降参、黒御所に従って氷室犬千代に花巻行きの準備を命じる。

花巻 乙部寺では黄金の仮面の人物が現れ、鬼奈村典子を佐久間幻斎を倒して奪取。その途中、有堂岳に遭遇。岳は金剛拳を使って応戦するも、仮面は駆けつけた仲間と共に去っていく。

文成仙吉は「金犬九郎」と「草凪王」と共に乙部寺へ。そこで倒れている幻斎を発見。その時に音部が帰宅する。

その後、高野の円寂、腐鬼の渦紋も乙部寺へ。富士山麓に異変が起こる中、円寂・渦紋・草凪王、そして出雲の鬼奈村雅泉が揃い、音部は「高野と腐鬼の約定」について語り出す。

幻斎・九郎・涼子と一緒に席を外した文成の前に「熊猪正平・辰子」の熊猪兄妹が現れる。そしてまた地龍の目覚めによる地震が起こる…というところでラスト。

出番が無かった幻斎は不意を突かれたとはいえKOされ、音部の帰宅もバットタイミング。有堂岳は久々の金剛拳。犬千代はギリギリの登場。木場はあえなくリタイア。岩倉は二回休みという結果。

黒御所・猿翁・神明会と高野山・腐鬼一族・ケセンに勢力は二分されてきたようです。毒島獣太の立ち位置が微妙ですが、次巻は花巻集結になるのでしょうか?

2015年1月22日 読了  個人的評価:⭐️⭐️⭐︎☆☆


やっぱり兄弟だった「九郎」と「四郎」。そして今回登場の新キャラ「熊猪兄妹」の活躍は?。そして登場を匂わせる「早虎」は?

そして鬼奈村典子を拉致した謎の仮面の人物は誰?(多分、早虎の人物だと思いますが…)


完結まであと6巻。折り返しを過ぎた物語。今回はナイスガッツの木場がリタイアしましたが

f:id:K-norita0426:20150123091600j:plain
次巻 「憂艮編」では誰がリタイヤするのでしょうか?私の予想はあの「拷問先生」だと思ってます。

それでは、また。