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ミーハー的 読書日記

読了した本の主観的な感想 あれこれ

ST序章 化合 エピソード 0

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先日(2015年1月10日)「劇場版 ST 赤と白の捜査ファイル」が公開され、それにちなんで今回は「ST 化合 エピソード0」を読了ということになりました。
(この作品は映画には全く関係ないと思われますが…)

この作品は2009年11月〜2010年6月まで佐賀新聞にて連載、2013年2月に新書版、2014年に文庫化されたものです。

ストーリーは「序章」だけに「ST(警視庁科学特捜班)」の設立以前のエピソードです。

主人公は、STの一番の理解者「菊川吾郎」。1990年6月に板橋区の公園で起きた殺人事件を、当時まだ捜査一課に配属されて一年の菊川が、所轄の先輩刑事「滝下」に翻弄されながらも先輩刑事の三枝と共に解決していくという流れです。

そして当時はまだまだ認知されていなかったDNA鑑定や微物鑑定などの「科学捜査」によって事件の真相が明らかになり、担当検事のミスリードによる冤罪を防ぐことができ、それが三枝に「ST」設立を決意させたということですね。

現在ではお馴染みのDNA鑑定ですが実用化された1989年当時は200人に1人の確率でした。それが2003年には1100万人に1人、2006年には4兆7千億人に1人という確率まで飛躍的に向上しているようです。

尚、この作品は特殊能力を持つSTメンバーは誰一人登場しないので、「隠蔽捜査」や「安積班」のような普通の警察小説です。自分としては若き頃のSTメンバーもチラッと登場していたらもっと良かったんじゃないかなーなんで感じました。「翠」くらいは登場させてもね…

2015年1月6日 読了  個人的評価:⭐️⭐️⭐︎☆☆

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これでとりあえず刊行されている「STシリーズ」は読破完了です。

しかし、これほどまでにドラマと原作が違う作品もないんじゃないかな。ドラマでは赤城が主役ですが、原作はほとんど青山が事件解決の鍵なんですよね。

そして、STの新シリーズはいつ登場となるのでしょうか?
STメンバーが絶対ピンチに陥るような長編シリーズ、期待しています。
もちろん菊川と翠の関係進展も合わせてですが…

では、また。