まほろ駅前多田便利軒
毎度のことですが「しをん」を「おしん」と認識してしまう…
この作品は2006年刊行、2009年文庫化、そして第135回直木賞を受賞しております。
ストーリーはまほろ駅前で便利屋を営む「多田」と、そこに突如転がり込んできた同級生の「行天」の波乱万丈・便利屋物語…といったところでしょうか。
これを読むキッカケは、2013年の1月クールで放送した「まほろ駅前番外地」の再放送を見たこと。そのあとCS放送で2011年公開された映画版を観てアマゾンで中古購入という流れです。
ドラマはポップ(?)、映画はやや暗めの印象でした。主役の多田は「瑛太」、行天役は「松田龍平」というキャスト。ドラマと映画を観てからの「読み」だったので キャストのイメージが刷り込まれていて かなり楽しめました。
作品のイメージがどうしても「昭和70年代の青春ドラマ」感があるんじゃないですかね。「心の旅」とか「傷だらけの天使」とか…
全体的な印象は「スカッとはしない」けど「じんわりとした面白さ」を感じる物語でした。
2014年11月11日 読了 個人的評価:⭐️⭐️⭐︎⭐︎☆
そしてこちら
「まほろ駅前番外地」も同時購入。続けざまに読みふけりたいと思います。
あと、(2014年10月)公開の映画第2弾「まほろ駅前狂想曲」は映画館ではなくCS放送されるのを待つことにします。その頃には原作も文庫化されていればベストですね。
「大好き」ではないのですが、「三浦しをん」今後も読む「運命」にあるようです。
それでは、また。