ミーハー的 読書日記

読了した本の主観的な感想 あれこれ

ST警視庁科学特捜班 沖ノ島伝説 殺人ファイル

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今回は「STシリーズ」の「伝説シリーズ」三部作の最終巻「沖ノ島伝説 殺人ファイル」読了です。

舞台は九州本土から約60km離れた、玄界灘の真っ只中に浮かぶ孤島 「沖ノ島」。ここで不可解な水死事件が発生します。
現地に向かった「ST」の捜査を阻むのが、なんと「沖ノ島」に伝わる伝説。

沖ノ島は島全体が御神体で、現在でも「女人禁制」を守っており、しかも毎年5月27日以外は上陸することが難しく、さらに上陸できるときでさえ、申告した200人程度であること。
さらに、島で起こった出来事を語れない「御言わず様(ごいわずさま)」の因習が深く根付いていた。

上陸できないので鑑識などが入れず、また関係者からの聴取が出来ないという前代未聞の状況をー「ST」はどうやって事件を解きほぐしていくのか…といった流れです。

今回もほぼ「青山」がリード、そして宗教的部門での「山吹」の活躍が主で、相変わらず「どっちつかず」の百合根警部殿がオロオロ・ハラハラするという展開でしょうか。でも、「伝説シリーズ」全部にいえるかもしれませんが、今回も意外とあっさり解決しちゃってます。

2014年9月15日 読了  個人的評価:⭐️⭐️☆☆☆(結構ハードル上げた割に…って感じ。) 

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ドラマ終了に合わせて「伝説三部作」読み終わることが出来ました。
そして 現在のところ、「ST」シリーズは「化合 episode 0」が刊行中。こちらは「ST」創設以前の物語いわゆる「スピンオフ」のようです。
こちらも続けて読む予定でしたが、100円を下回っていたAmazonの古書価格がドラマが終盤になると400円弱まで上昇。送料を含めると新書価格とほとんど一緒なので、無念ですがしばし保留します。


ちなみに朝ドラ人気なのか文庫版「赤毛のアン」も新書価格になっていました。Amazonでの購入はタイミングが難しいと感じました。

現在は、(今更ながら)夏クールのドラマ化作品「あすなろ三三七拍子」を読破中。上巻は読み終わり、後は下巻を残すのみ。さて9月中に読み終えられるでしょうか?