白ゆき姫殺人事件
湊かなえは「告白」についで二作品目です。
「告白」の読了後の後味の悪さが気になったのでもう読むことは無いと思っていたのですが、
娘が通学途中で読む為に買ったのが、一日で読み終わったので、私が譲り受けた次第です。
内容は会話のような文章で登場人物が容疑者を語っていくという流れ。もうサラサラって読んでしまいます。
また、後ろの四分の一くらいは「ツイッター」風や週刊誌や新聞の記事などの資料が掲載されているので、一章読み終えたらそれに対する資料の部分を読むと、なお一層わかりやすくなります。
読了後は「告白」ほど「ダーク」にはならないまでも、やっぱりスッキリしませんね。でも、こういう気分が好きな人もいるんでしょうね。
まぁ今後、湊かなえ作品を自分から読むことは無いと思いますが、読みやすい点からいうと相性いいかもしれません。面白いのに進まない作家もありますので…
2014年4月14日 読了 個人的評価:⭐️⭐️☆☆☆(面白い けど すぐ読み終わるね)
最後に映画の感想を少々…
はっきり言って「面白かった」です。個人的には前回観た「神様のカルテ」よりも上です。
キャストがイイですね。特に井上真央の「ダッシュ!!」。カメレオン女優の片鱗を垣間見ました。
湊かなえは「ドンデン返し」があまりないので、中盤くらいで犯人解っちゃうと思います。
なので、原作を知ってる方が意外に楽しめるかもしれませんね。
次回の映画鑑賞は「WOOD JOB!」の予定。長澤まさみの「足」注目です。