ミーハー的 読書日記

読了した本の主観的な感想 あれこれ

「黄金のバンタム」を破った男

今回 読み終えた本は、映画で大ヒットの「永遠の0」の作者 百田尚樹のこちら👇
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"「黄金のバンタム」を破った男"です。百田 作品は通算4作品目になります。

当初は同じ百田作品の(映画化もされた)「ボックス‼︎」の予定でしたが、フジテレビ系にてドラマ化されるということでこちらにしてみました。久しぶりに新書での購入です。

タイトルの「黄金のバンタム」とは78戦72勝2敗50KOという素晴らしい戦績でバンタム・フェザー二階級制覇の伝説のチャンピオン「エデル・ジョフレ」のこと。
そのジョフレに2度 敗北を味合わせた男「ファイティング原田」を中心とした日本ボクシングの歴史的ドキュメント小説になってます。原田以外にも日本人初の世界チャンピオン「白井義男」や原田と共にフライ級三羽烏と呼ばれた「海老原博幸」「青木勝利」など日本ボクシングを彩ったボクサー達をノンフィクションで語ることにより「ファイティング原田」が如何にその時代に人気だったかが想像できます。

先日放送されたドラマの方は原田の家族とのつながりを強調した脚本でしたが、原作の方では原田のボクサーとしてのストイックな姿勢がとても印象的で、個人的には原作のままの方が面白かったように思いました。

今までに読んだ百田 作品の中ではノンフィクションという事もあってか、一番最低な評価になりましたが、けして面白くないわけではありませんので…

百田 作品は大好きなので今後も色々 試したいと思っています。次回は「ボックス‼︎」を読もうと思います。

2014年2月15日 読了  個人的評価:⭐️⭐️☆☆☆(ボクシングに興味がないとチョット…)

アンソロジー「軍師の死にざま」の合間に「スカイハイ 一柳美結シリーズ」を読んでます。